国際電話カード:フリーダイヤルと国内有料の違い
フリーダイヤル |
・国際電話カードの残高のみで国際電話がかけられる ・国際電話だけの通話料金を簡単に計算できる ・通話料金に国内通話料も含まれる |
国内有料 |
・利用する電話会社の国内通話料金が別途必要 ・携帯電話からの場合は、国内通話料分に、無料通話分や携帯各社の割引サービスが適用されるため、フリーダイヤルよりも安くかけられる場合がある ・短時間で、かける回数が多い場合は、フリーダイヤルの方が安くなることが多い |
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国際電話サービスの選び方
(1)国際電話カード
国際電話を安くかけるために、国際電話カードを購入する方法が一般的で、種類も豊富に出ています。
国際電話カードのメリットについては、多くの比較サイトで取り上げられているので、ここでは私自身が使って感じたデメリットを中心にまとめたいと思います。
課金単位 | カード毎に違い、課金単位が短い程使う側にとって有利です。例えば、課金単位が60秒の国際電話カードでは、1分01秒で通話を切ったとしても、2分話したのと同じだけの料金がかかってしまいます。 課金単位が短いのは、 ・コスモゴールド ・ブラステル が6秒課金となります。 |
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接続料 | 多くの国際電話カードは、通話料とは別に、1通話ごとに、1分話したのと同じ料金が、接続料として引かれます。これは私も気付かなかった盲点なのですが、安いからと頻繁にかけると、思いがけない金額になります。 |
郵送料 | 国際電話カードを、各会社から送ってもらうと、大抵は料金着払いになります。日本国内の配送料は決して安くないので、これも見えないコストになってきます。最近増えてきたリチャージ式なら、1回分の料金で済みますが、仕事で緊急でかけなければならないときに、支払いの出来るコンビニを探すのに手間取ってしまったことも。 |
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(2)Skype無料通話・IP電話
相手もSkypeを使えば、通話料金が無料になるのが大きなメリットです。しかし、相手がSkypeを使っていない場合は、結局他の手段を取る必要があるため、いつも決まった相手とだけ、しかもその相手がSkypeを使える環境にないと、メリットを享受できません。特に仕事で使う場合は致命的でした。
また、IP電話も同様の問題を抱えているのですが、音質とセキュリティです。
IP電話の音質は、サービス開始当初と比較すれば改善はされてきましたが、正直仕事で使うには、まだまだです。室内がとっても静かで、会話にだけ集中できる環境なら何とか・・・というのが、使ってみた感想です。
そして、ニュースでも取り上げられましたが、IP電話回線を他人に使われて、数十万単位で請求が来た人が続出しているそうです。このニュースを見て、IP電話は全て解約してしまいました。音質悪くて、リスクが高いのでは。。。
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(3)かけ放題サービス
現在私が愛用しているのがこれです。仕事で使ったり、海外の友人と会話したりで、国際電話カードを使っても月の通話料が数万円はざらにかかってしまっていたので、月額が固定されるのは大変助かっています。
唯一の難点は、全く国際電話を使わない月でも基本料がかかってしまうことですが、一番安いところだと月3,900円ですから、全く使わない月があったとしても、元は充分に取れています(全く使わないことはまずありませんが)。
最初心配していた通話品質も、一般の国際電話通信網を利用しているので、国内で電話をするのとほとんど変わらない品質で利用できています。
※ここでの感想は、あくまでも私個人の感想です。
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自分に合った国際電話サービスを選ぶために
まずは自分の国際電話を利用するスタイルを見直しましょう。
月に40分以下、国際電話を使うのは月に何回もなく、会話も短いというのであれば、お使いの携帯電話が提供している国際ローミングサービスをそのまま使った方が安いケースがほとんどです。
仕事で使う、恋人と話すなど、重要なことを、時間を気にせずに話したい場合は、文句なくかけ放題サービスがオススメです。特に企業の場合は、国際電話料金を固定費化できるのは、コスト削減でも大きな効果があります。
利用頻度がそこそこであったり、とにかく安ければいいという人は、IP電話又は国際電話カードの利用がオススメです。相手がSkypeを使える環境なら、セキュリティ面でのリスク覚悟でSkypeといったところでしょうか。
利用する方法が決まったら、後は利用する国が対象になっているかどうか、利用する国の通話料金が一番安い国際電話サービスはどこかを選定して、申し込みましょう。
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